Vol.153 2020.09.07 オミナエシ

オミナエシ1

いかがでしょう?皆さんの思い浮かべた花でしたか?
秋の七草のひとつにあげられ、『万葉集』には娘子部四(をみなへし)、美人部師(をみなへし)
などの漢字で十四首、『古今和歌集』では女郎花(をみなへし)として20首詠われています。
漢字はさておき、すらりと伸びた茎の先に美しい黄色い小花をたくさん付ける花姿は
美人のたとえとして使われていたようです。

ところで秋の七草とは? ハギ、ススキ、キキョウ、ナデシコ、クズ、フジバカマ、オミナエシ
もともとは奈良時代の歌人、山上憶良が詠んだ歌に由来するとされています。

「秋の野に 咲きたる花を 指折り かき数ふれば 七種の花」(万葉集巻八一五三七)
(訳)秋の野に咲いている花を、指を折って数えてみれば、七種類の花がある

「萩の花 尾花 葛花 瞿麦の花 姫部志 また藤袴 朝貌の花」(万葉集巻八一五三八)
(訳)萩の花、尾花(オバナ=ススキ)、葛花(クズ)、瞿麦(ナデシコ)の花、
姫部志(オミナエシ)、藤袴(フジバカマ)、朝貌(アサガオ)

このうち、アサガオはキキョウのことを指しているそうです。
秋の花のイメージとは少しずれを感じますね。当時の秋は現在の夏頃にあたるようです。
それにしても、酷暑の夏もコロナも過ぎ去り、涼しく快適な秋が来ることを願うばかりです!

 

 

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