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Vol.125 2018.05.07 果物を食べよう “ピーチパイン”
	
 
| ピーチパイン
 
 ピーチパインというパイナップルは正式には「ソフトタッチ」という品種で沖縄生まれ。桃のような香りがすることから一般的にはピーチパインと呼ばれるようになり、流通上でもその名前で扱われています。また、果肉は白く、味もクリーミーな印象を受けることから「ミルクパイン」とも呼ばれています。 小ぶりのパイナップルで、表皮の色は収穫時にはまだ黄色っぽいのですが、熟すと赤みを帯びはじめ、全体に赤くなったら食べ頃となります。甘い蜜のような香りが強いです。 果肉は白っぽく、一見まだ若い普通のパイナップルのようにも見えますが、食べるととても柔らかくジューシーで、芯の部分も食べられるくらいです。 ピーチパインの収穫時期は非常に短く、2ヶ月足らずの期間しかありません。見つけたら一度食べてみてください! |  | 
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| 旬 | 5月から7月下旬辺りまで | 
| 成 分
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 効能
 | ●ビタミンCを含む 風邪の予防や疲労の回復、肌荒れなどに効果があります。
 ●ビタミンB1を含む
 糖質を分解する酵素を助け、エネルギーにかえる手助けをします。
 ●食物繊維が豊富
 便通を良くし、腸内環境を整えます。
 ●ブロメライン(タンパク質分解酵素)を含む
 食後に食べると、たんぱく質の消化を助けてくれます。また、腸内の腐敗物を分解する作用などもあり、消化器系障害にも効果があるそうです。●鉄やマグネシウムを含む
 
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| 食 べ方
 | ●パイナップルは追熟しない買ってきたら早めに食べましょう。保存する場合は、新聞紙などでくるんで冷暗所か冷蔵庫の野菜室に入れておきます。その際、葉の部分を下にして逆さにおいておくとお尻に集まっている甘いエキス分が全体に散らせる事が出来ると言われています。
 ●一度包丁を入れた物はぴったりとラップで包んで冷蔵庫に保存。
 冷凍する場合は、皮を全て切り落とし、一口サイズにカットした物をラップを引いたトレーに間隔をあけて並べ冷凍し、凍ってからジップロックなどに詰めて冷凍保存します。
 ●生のままデザートとして
 ●ピューレにしてスウィーツに!
 ●焼き菓子に
 タルトやシュトゥルーデルのフィリングとしてリンゴのように用いたりします。
 ●料理にも
 パイナップルにはタンパク質を分解する酵素が含まれているので、肉を柔らかくする働きを活かして、豚肉料理などによく使用されます。
 ●タンパク質分解酵素に注意
 ブロメラインというタンパク質分解酵素を含んでおり、ゼラチンを分解するので、生のままではゼリー寄せなどには使えません。ゼラチンを使う場合は一度加熱してから使います。
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