ホーム Vol.114 2017.06.05 果物を食べよう “マンゴスチン”
 
	
Vol.114 2017.06.05 果物を食べよう “マンゴスチン”
	
| マンゴスチン
 
 マンゴスチンは、マンゴーやチェリモヤと並ぶ「世界三大美果」とされ、「果実の女王」とも呼ばれています。原産地は、タイなど東南アジア。 果皮は木質で厚みがありますが、それほど固くは無く、手で剥くことが出来ます。果肉は、上品な香りがあり果汁が豊富で強い甘味と程よい酸味があります。果実はビタミンやミネラルなどの栄養をバランス良く含んでいます。   |  | 
|  |  | 
 
| 旬 | タイから美味しい生のマンゴスチンが入ってくるのは5月頃から7月頃 | 
| 成分 ・効能
 | ●ビタミンB1が豊富糖質の代謝を助けエネルギーをつくり出し疲労回復に役立ちます。
 ●ビタミンB2が豊富
 細胞の新陳代謝を促進し、皮ふや粘膜の機能維持や成長に役立ちます。
 ●カリウムが豊富
 疲労回復や利尿作用、高血圧の予防に役立ちます。
 ●パントテン酸を含みます。
 動脈硬化を予防しストレスをやわらげ、皮ふや粘膜の健康維持に役立ちます。
 ●ナイアシンを含みます。
 皮ふや粘膜の健康維持をサポートしたり、脳神経を正常に働かせるのに役立ちます。
 ●葉酸を含みます。
 細胞の生まれ変わりや、新しい赤血球をつくり出すために欠かせないビタミンである葉酸を含みます。
 ●抗酸化ビタミンであるビタミンC、ビタミンEを含みます。
 活性酸素の発生や酸化力を抑え、動脈硬化、皮膚や血管の老化を防ぎ、免疫力を高めてくれます。
 ●骨や歯を構成するのに必要なミネラルであるカルシウムやリン、マグネシウムなどを含みます。
 ●マンゴスチンの果皮は、機能性のある栄養としてポルフェノールの一種であるキサントンを豊富に含み、強力な抗酸化作用や抗菌、殺菌作用、抗ウイルス作用、抗炎症作用などの効能があります。東南アジア地域(インドネシア、タイ、マレーシア、フィリピンなど)では古くからマンゴスチンの果皮が多くの病気の治療に利用されていました。
 | 
| 食べ方 | ●乾燥を嫌うので、濡れた新聞紙などで包んでビニールなどの袋に入れ、冷蔵庫の野菜室に入れておきます。傷みが早い果物なので、なるべく早く食べるようにしましょう。●手で剥くことができますが、ナイフでぐるりと一回り深さ5ミリ程の切り込みを入れると、きれいに半分の皮が外れます。
 ●生のままデザートとしてスプーンなどで食べるのがベター。
 ●加工するならシャーベット、ムース、ゼリー寄せ、タルトなど。
 ●果皮を器としてシャーベットを盛り付ける。
 |