今回の出発点は、東京駅八重洲口。
そこで都営バス1日乗車券なるものがあることを知り感激!だって安い。23区1日乗り放題で500円。
「よっしゃ~路線バスの旅、ええやん!」活気づく編集隊。
この1dayパスはバスの中でも買えます。
早速、バス停の路線図とにらめっこして、目的地方面へ向かいそうなバスに乗り込みます。路線バス旅の魅力は、 車内アナウンスで東京の地名を聞きながら、車窓から町の景色が楽しめること。で、おもしろそうなところを見つけたら、途中下車も自由自在。乗り換えが結構めんどうで、景色もイマイチな東京メトロより、編集隊のようなのんびり旅派には向いています。都営バスの宣伝隊みたいですみません。
富岡八幡宮
川向こう本所深川も江戸のうち—最初に向かったのは、深川の顔、富岡八幡宮です。「川向こう」と揶揄されるように、神田や浅草など江戸の中心と比べて、隅田川を越えた深川界隈は一段低くみられてきました。だからこそ、砂地を埋立てできた広大な敷地をもつ、江戸最大の八幡さんは深川っ子の自慢だったのかもしれません。 勇壮な深川祭りは江戸三大祭りのひとつに数えられています。
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仲町通りで下車。少し歩くと大きな石灯籠が現れ、富岡八幡宮の大鳥居が見えてきました。 | 平日でもたくさんの参拝者が訪れています |
日本地図をバックに歩くこの人だ~れだ? 伊能忠敬(いのうただたか)!
ご存じのとおり、日本全土を歩いて実測し、初めて正確な日本地図を作ったひとです。江戸中期のことですから、人生50年といわれた時代に、隠居後の50歳から奮起して猛勉強。56歳から足かけ17年間かけて地図製作の偉業を成し遂げたと聞きます。スゴイ精神力とド根性 !!富岡八幡宮の近所に住んでいたので、遠国へ出かける前には必ず、安全祈願をしたそうです。
もうひとつの深川の顔、といえば深川不動。
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人情深川通り。仲見世通りの露天をのぞきながら、ぶらぶら | 国内最大級?の木造のお不動さんが鎮座されておられました。 |
下町情緒を堪能した後に向かったのは、東京スカイツリー
右は隅田川にかかる吾妻橋からの眺めです。
間近で見上げるとこんな感じ。ローカルな話題ですが生駒山ってほぼこの高さなんですよね。ツリーに上がるには80分待ち。「高い建物は見上げるもんでしょ」高所恐怖症の編集隊員はホッと胸をなでおろしたのでした。
隅田川バル SUPER DRY
それじゃ、隅田川へ行ってみようということになり、そちら方面とおぼしきバスに乗車。景色を見ながらこの辺かなというところでおりて川の方へ歩いて行くと、アサヒビール本社のランドマーク金色の雲のオブジェのもとにお洒落なバルを発見!
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隅田川BAL。午後2時でランチタイムにすべりこみセーフ! | パスタ&ピザ、お飲み物はもちろん、スーパードライ・エクストラコールド!話題の氷点下ドリンクです。 |
え?!右側の写真のビールが減ってる?待ちきれなくて…すみません。
川風?が吹いてとてものどかです。かなりハッピー♪
フリーパスが効かない!?
さて、一旦ルートを立て直すために出発点の東京駅へ向かった編集隊。今度は、バス亭の路線図に東京タワーの文字を発見し、やってきたバスに飛び乗りました。
運転手さんにパス見せると??な顔。あれ?有効乗車日を確認して、もう一度、ほれほれ、と見せると、運転手さんは気の毒そうに「それね、都営バス用なんですよ。これは東急バス」失礼しましたぁ!
気を取り直して、近場の銀座へ
真中の建物は、銀座4丁目の交差点にある銀座和光・服部時計台。右の赤いクリップが見えますか?文具専門店の伊東屋「NEW Ginza Itoya」6月にオープンしたばかりです。1階から8階まで文房具やクラフト、紙類、画材、洒落た小物などが販売されていて、文房具好きにはたまらない空間です。
江戸の下町から、都会のエスプリも感じて大満足!帰りの新幹線のお弁当は…やっぱりこれかな城陽軒のしゅうまい弁当。最後まで、おのぼり旅におつきあいいただき、ありがとうございました。今後はもう少し洗練された大人旅になるよう頑張りますので乞うご期待!