Vol.38 2011.02.07 薬嫌いのかたへ

☆薬のどこがイヤだと感じているのでしょう?
あなたは薬のどんなところが嫌いなのでしょう?副作用がありそう、くせになりそう、何度も飲むのがめんどう、粉が喉にはりつく感じがダメ等々。薬に対して不安に思っていることがあれば、具体的に話してみてください。きちんとした説明を聞けば安心できたり、できるだけ希望にそうものを処方することもできます。

☆婦人科でよく処方する薬
抗生物質…感染症などの炎症や菌を抑えます。
増血剤(鉄剤)…多過月経などで鉄欠乏性貧血の症状がある場合に補助します。
ホルモン剤・抗ホルモン剤…卵巣機能不全、子宮内膜症、更年期障害などホルモンの働きや量を調整します。
鎮痛剤…PMSや月経困難症の痛みを抑えます。
精神安定剤…PMSや更年期障害などの不安やイライラに、軽い安定剤を処方することがあります。
漢方薬…PMSや月経のトラブル、更年期障害など。体質に合わせて処方し、体全体のバランスを整えるのが得意です。

☆薬の効果を最大限に引き出すには?
服用の量、時間、回数を守ることにつきます。飲み忘れや効かないからと続けて飲むのは良くありません。薬は体内で適切な濃度になっていることが大切で、濃くなりすぎれば副作用が強くでてしまうこともあります。症状がなくなったときに、服用をやめていいかどうかは、最初に確認をしておきましょう。感染症では、途中でやめてしまうと菌が残ってしまい、再発することがあります。

Copyright © 2025 NAKANO SHIRO LADIES CLINIC ,all rights reserved.
〒631-0001 奈良県奈良市北登美ヶ丘5-2-1 / TEL:0742-51-0101 FAX:0742-51-0770