Vol.213 2025.09.01 淡路島南端の町で愉しむ!人形浄瑠璃&RIBライド

淡路島といえば、イザナギノミコトとイザナミノミコトが最初につくったくにうみの島と『古事記』に描かれる、国のはじまりの島です。淡路人形芝居は、このお二人の神様をお祀りする神事として始まり、その後、約500年の歴史を繋ぐ伝統芸能「人形浄瑠璃」として受け継がれてきました。


最盛期には40以上の人形座がありましたが、現在でも活動しているのは、淡路島南端、福良湾に面した漁港にある淡路人形座だけと聞き、訪ねました。

劇場の曲線的なフォルムは、上空からみると人形の「頭(かしら)」のように見えるように設計されています。 夏休み中は子ども達も楽しめる『うらしまたろう』が上演されます。
人形遣い、太夫、三味線は女性も活躍されていました。 当初は屋外で行っていたので淡路人形の頭は大きめ。
むかし むかし うらしまは🎵
たすけた かめに つれられて~
竜宮城には、美しい乙姫様が、、

観客は足でリズムを鳴らしたり、おどったり、一緒に舞台に参加しているようです。人形遣いのみごとな技で、人形たちは息を吹き込まれたようにイキイキとした自然な動きをします。ストーリーは、おなじみの昔話をベースに現代のテイストもくわえた大胆なリメイクもあり、あの玉手箱をあけると、、、
おとなも大いに楽しめました。

国の重要無形民俗文化財に指定される伝統芸能を島で守り続けるためには、人形芝居の伝統は守りながらも新しい創意工夫も必要なことでしょう。これからも応援したいですね。

福良湾に来たもう1つの目的は、
スリル満点のアドベンチャーRIBに乗って海を駆け抜ける!

RIB(特殊な小型船舶)は、ハイスピードで進み、波を乗り越えて鳴門のうず潮あたりまで向かいます。船上から間近に見るうず潮は圧巻でした。
「酔わないの?」と聞かれますが、酔う間がないほど必死でしがみついて(?)いて、波を乗り越えるときは乗客もイスから立ち上がる感じです。ジェットコースター好きな人には、たまらないスリリングで爽快な45分でした。日焼け止め、サングラスはあった方が良いです。

冒険の後はお待ちかねの旬グルメです。
炉端焼き海鮮丼がいただける山武水産さんで遅めのランチをしました。

福良湾でとれた新鮮な生シラスサザエのつぼ焼き、ビールでホッとひと息。 アナゴは夏に脂が少なくてさっぱり。

ワンデイトリップでしたが盛りだくさんでご機嫌な1日となりました。
初体験のRIBライドでは、テンション⤴だったせいか夏の猛烈な日差しよりも爽快感がまさりました。
秋風はもっと心地良いかもです。
同湾からは、うず潮クルーズ船も出ています。

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