最近の実例から「子宮がんドック検診」について注意喚起をさせていただきます。
ドック検診では「子宮がん検診」と称して、実際には頸がん検診のみを実施している施設を多く見受けられ、ドック検診から3ヶ月後に子宮体がんが見つかった方がおられます。
下の図表に示すように子宮頸がんは30歳代にも多く発症しますが、40~50歳以上の方は、子宮体がんや卵巣がんのリスクが高くなります。そのため、「子宮がんドック検診」を受けられる時には、どんな検査内容が含まれているのかをチェックして、できれば経腟エコー検査で、子宮内膜肥厚の有無・卵巣腫大の有無をチェックされることをお薦めします。