奈良県宇陀市大宇陀 『又兵衛桜』
又兵衛桜は、樹齢300年ともいわれる古木で 『本郷の瀧桜』 とも呼ばれています。
NHK大河ドラマのオープニング映像に使われて一躍有名になりました。
大阪夏の陣で活躍した戦国武将の後藤又兵衛の縁の地であるのと、桜が後藤家の屋敷跡にあることから、
又兵衛桜の名前で親しまれています。
西の横綱とも呼ばれる堂々たる瀧桜は、時代を超えていまも生命力に溢れています。
奈良県宇陀市榛原赤埴 『 佛隆寺の千年桜』
佛隆寺へ至る美しい石段の途中に圧倒的な存在感で咲く『千年桜』。
樹齢900年を超えるともいわれ、奈良県下で、最大最古の桜として天然記念物に指定されています。
根の周囲が7.7ｍもあり、山桜とエドヒガンの亜種で学術的にもとても希少な桜です。
この日は、残念ながら、まだ千年桜は1分咲きでしたが、悠々と空に枝をのばす姿は、大らかでいて
神秘的でもありました。
佛隆寺に参拝をすませて、わき道を下ってきました（写真中央辺りにあるのが千年桜）。
令和のはじめての春には、また千年桜に会いに来ますね。
奈良県宇陀市室生 『西光寺の枝垂れ桜』
西光寺は室生寺へと至る室生古道沿いにあり、現在は住職さんのいないお寺です。
樹齢300年を超える枝垂れ桜は 『城之山桜』 とも呼ばれています。
天に翼を広げるように美しく咲き誇る花姿は、素朴だけど、どこか神々しい気配を感じました。
室生の里が見えて来ました。のどかな山里の風景にも癒されますね。
今回は、司朗先生とも縁のある宇陀市の古木1本桜をめぐりました。
どの桜もみごとで、令和の時代になってもずっと咲きつづけてほしいと願います。
※司朗先生は、1987年から3年間、町立榛原総合病院（現：宇陀総合病院）で
産婦人科医長を務めました。
