Vol.123 2018.03.05 果物を食べよう “レモン” « 中野司朗レディースクリニック,奈良市, 産婦人科, 婦人科, 女性内科,脂質代謝

レモンの皮に多く含まれている香り成分「リモネン」には、ダイエットなどにも効果があります。また、レモンの皮は、現代社会で多い生活習慣病予防にも注目されており、ポリフェノールの一種であるエリオシトリンが果肉の約20倍も含まれています。 そのエリオシトリンには、脂質に対する抗酸化作用があり脂肪の吸収をを抑える働きもあるのです。レモンを丸かじりはできませんが、皮ごとレシピをおすすめします。

●皮も使いたいなら無農薬のものを。
●保存は冷蔵庫に
乾燥しないように保存袋に入れ冷蔵庫で保存します。
●レモンの冷凍保存
長期間保存したい場合は、絞った果汁として冷凍するか、スライスし、ラップに重ならないように並べ、その上からぴったりとラップではさみ冷凍します。使う際は凍ったままレモンティーやジュース、カクテルなどに使えます。
●絞る方向を皮側からにする
レモンの皮にリモネンが多く含まれているので、皮側からしぼると香り成分がレモン汁と一緒に出るので風味が良くなります。
●酸味を活かしたデザートに
ムースやゼリー、レモンクリームなど様々なデザートに。また、他のフルーツを使う場合に酸味をプラスしたい場合や、チーズケーキなどにも。
●蜂蜜レモン
レモンをスライスして蜂蜜漬けにしておくとそのまま食べても美味しく、炭酸水などドリンクにも使えます。
●塩レモン
塩漬したレモンでドレッシングや料理に。
●ドレッシングやマリネに
酢の代わりにレモン汁を使う事で風味を良くする事が出来ます。
●食材の保存に
レモン汁には酸化を抑える働きがあるので、リンゴやアボカドなど変色しやすい物にふりかけておけば変色を抑える事が出来ます。