Vol.118 2017.10.02 大人の社会見学『サントリー山崎蒸溜所』

社会見学なんて小学生以来です。しかもとっても大人な感じでワクワク。

サントリー山崎蒸溜所では、工場見学と山崎の名水を使った「シングルモルトウイスキー山崎」
の試飲もできる見学会を行っています。

予約は3ヶ月前から。土日の予約は受付開始から5分で完売する超人気ツアーなので、
気合いを入れて申し込んでくださいね。
http://www.suntory.co.jp/factory/yamazaki/info/

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蒸留室。釜には様々なタイプの形があります 貯蔵室。原種はここで静かに熟成の時を待ちます

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さて、やって来ました山崎!巨大な蒸留釜のオブジェに迎えられ、編集隊のテンションも上がります↑

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京都の南西、天王山の麓にある山崎の地は良質な水と熟成に最適な湿潤な自然環境がある理想郷 創業当時、見たこもない『蒸留釜』を作った職人さんの苦労が偲ばれます

日本人の繊細な味覚にあった、日本のウイスキーをつくりたい

朝ドラ「マッサン」で一躍有名になった国産ウイスキーづくりですが、
当初はウイスキーなど見向きもされない時代。
ニッカウヰスキーの竹鶴政孝と共に、ジャパニーズ・ウイスキーづくりに
立ち上がったのがサントリー創業者の鳥井信治郎でした。

「やってみなはれ」 精神から日本のウイスキーが生まれたんですね。

まず、製造工程の説明を受けて、いよいよウイスキーづくりの現場へ
原料(発芽大麦)→ 仕込 → 発酵 → 蒸留 → 貯蔵(熟成)

仕込・発酵室
大麦麦汁を発酵させる工程。仕込室は蒸し暑い!
熱気と気化したアルコールでお酒に弱い方は酔ってしまうかもです。

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蒸留室・貯蔵樽 蒸留液は樽詰めされて、貯蔵室でゆっくりと寝かせます。

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発酵液に熱を加えてアルコールと香味だけを抽出します 詰められた年代が記された樽

最初は無色透明だった液は、樽からしみ出すエキスをもらいながら熟成して
琥珀色のウイスキーへと育ちます。ホワイトオークなど樽の材質や産地、大きさ、
貯蔵室の置かれる場所などの要素が複雑に混ざりあい、ウイスキーらしい豊かな
味わいと香りが生まれます。
『天使の分け前』
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原酒は樽の木目を通して呼吸し、少しずつ(年に2、3%ほど)揮発して量が減ります。
これを『天使の分け前(エンジェルズ・シェア)』と呼ぶそうですよ。
ほろ酔いの天使がフワリフワリ。キュートですね。

試飲 テイスティング

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左は蒸溜所でしか味わえない山崎を構成する原酒 専門のサービスもつき本格的

まず香り、味を楽しみ、ウイスキーを美味しく飲むためのレクチャーもしてくれます。
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『うわーこんなにハイボールって美味しいんだ!』と編集隊は大感激!
山崎の天然水でつくった氷、ソーダで割ったハイボールはまろやかで繊細!

ショップでは、限定商品の買い物もできます。
オススメは、古くなった貯蔵樽をチップにしてスモークした
ナッツとベーコンのおつまみ。ウイスキーにとってもよくあいます。

季節により、工場見学の楽しみがかわるとのことでした。
秋の社会見学にいかがでしょう。(試飲希望の方は車はNGです)

 

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