中国原産の外来カエデで、日本には江戸時代に渡来しました。三角カエデとも呼ばれるように葉が三つに深く切れ込んでいて、河童の手(実物は見たことはありませんが…)の様です。木肌は日本のカエデとは違い、ささくれています。とても強い樹木なので、公園木や街路樹でよく見かけます。
秋晴れのある日、あやめ池を散歩していると燃える
ような紅が目に飛び込んできました。
10月頃までは緑色の葉で気にもかけず通り過ぎてい
ましたが、秋が深まり、黄色から鮮やかな紅色とな
る頃には堂々たる大樹の存在感で見るものを圧倒します。
青空とのコントラストがあまりにも美しく立ちどまり見惚
れてしまいます。
あやめ池には、ほかにも銀杏やメタセコイアなど秋を彩る
樹木が多くありますので、近場のお散歩におすすめです。