Vol.105 2016.10.03 アンチエイジングとサプリの落とし穴

40~50代女性の50%以上がサプリメントや健康商品を摂取
いくつになっても若く美しく見られたい、アクティブに暮らしたい。多くの女性は「老化は避けられない」とわかっていても、諦めきれない願望を抱えています。しかし、50歳前後に訪れる閉経を境に女性ホルモンの分泌量は激減し、女性のからだは目に見えて変化します。肌や髪のツヤ、ハリが失われていくだけでなく、イライラやうつ、高血圧症、動脈硬化、免疫力の低下といった不調を来たすこともあるのです。

こうした不調への対策として広く取り入れられているのがサプリです。リビングくらしHОW研究所の調査によると、サプリをはじめとする健康食品を摂取している40~50代の女性は全体の50%以上を占めており、特に50代になると3~4種のサプリを摂取する女性が22・3%にも上ります(「健康食品・サプリ利用、健康意識アンケート」より)。

サプリメントの落とし穴
しかし、サプリに頼ったアンチエイジングに大きな落とし穴があることは、あまり知られていません。「更年期の不調を克服したい」「いくつになっても若く美しくありたい」と願う女性たちは、〝飲むだけで若返り〟などという広告を信じ、手軽なサプリについ手を伸ばしてしまいます。しかし、サプリは摂り方を誤ると期待通りの効果を得られないばかりか、逆に健康を損なう場合もあるのです。何より、サプリによる「対症療法」では、加齢とともに摂取量も増えていき、危険性も高まっていくばかりです。からだに負担をかけるサプリに代わる、健康的なアンチエイジングケアはないのでしょうか。

ホールフード・アンチエイジングsw147
たとえば、普段私たちが口にしている野菜や果物は、ほとんどが葉や実といった一部分にすぎませんが、捨てている皮や根には実に多くの栄養素が含まれています。そこで、素材をできるだけ丸ごと食べることで、栄養をバランス良く摂取しましょう。アンチエイジングケアの新たな提案をします。素材を丸ごと食べる「ホールフード」こそ、若さと健康を長く保つ秘訣です。

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