朝陽を浴びて、まっすぐに伸びるタチアオイに、力強い意志を感じます。
植物は自ら動くことはできません。
与えられた環境のなかで精一杯に生きる凜とした姿がけな気です。
植物には、まっすぐになろうとする力がある。
そんな研究発表(京都大学・西村いくこ教授)が昨年春にありました。
室内の鉢植えの植物の茎が、光の入る窓側に曲がったりすることありますよね。
でも、日の出から日没まで刻々と変わる太陽の光に合わせて方向を変えること
はありません。植物はそんな無駄なエネルギーを使うことはしないのです。
「曲がれ」というアクセルと「曲がるな」というブレーキをうまくコントロール
して生きていて、タンパク質が「姿勢」を保つのに関っているそうですよ。
タチアオイの花言葉「大望」「野心」「豊かな実り」
なんだか頷けませんか?