Vol.92 2015.08.03 野菜を食べよう « 中野司朗レディースクリニック,奈良市, 産婦人科, 婦人科, 女性内科,脂質代謝

Vol.92 2015.08.03 野菜を食べよう

トマト
ずっしりと重いものは、糖度が高い。
色ツヤが鮮やかでハリのあるものを選ぶ。
冷蔵庫の野菜室で１週間ほど保存可能。
冷凍保存は、切らずに丸のまま保存袋に入れて。

旬	6月～9月
成分・効能	◇強い抗酸化作用トマトの「赤色」の成分はリコピン。カロテノイド（ビタミンＡの仲間）の1つで強い抗酸化作用がある。アンチエイジングや花粉症、環境汚染物質からのダメージを防ぐ。紫外線の影響も防ぐため、シミやソバカスを予防したり、美肌効果も期待できる。 ◇その他老化やガンを防ぐβカロテンや、白血球を活性化させて免疫力を高めるビタミンＣも豊富。
調理	◇トマトに含まれるβカロテンは、オリーブオイルなど油を使い調理した方が吸収率があがり、リコピンとともに栄養を効率よく摂れる。 ◇ゴマやアーモンド、ピーナツなどに含まれるビタミンＥは、抗酸化作用のある脂溶性ビタミン。リコピンといっしょに食べるとリコピンの吸収率がアップする。 ◇トマトに含まれるビタミン様物質のケルセチンは、ビタミンの体内活性を高めてくれる。ビタミンＣを多く含む食材と組み合わせると美肌効果や老化防止に効果がある。