Vol.89 2015.05.11 野菜を食べよう

 

おかひじき
オカヒジキはアカザ科オカヒジキ属の一年草で、日本全国の日当たりの良い海岸の砂浜や砂礫地、塩生地等に自生している。葉の様子が海藻のヒジキに似ている事から、おかに生えるヒジキと言う意味で「おかひじき」と名付けられた。シャキシャキした食感が特徴。
最近は栽培もされており、年中流通されている。
鮮やかな緑色が濃く、艶があるものを選ぶ。また、若い芽の部分が美味しく、育ち過ぎるととても固くなり食用には向かなくなるので茎が太く、全体に大きく成長しすぎたものは固くなっている場合があるので避け、なるべく短い間に摘み採ったものを選ぶ。
乾燥しないようラップに包むか、ビニールやポリなどの袋に入れ、冷蔵庫の野菜庫に入れておく。鮮度が良いうちになるべく早めに使いきるように。
yjimage1O7C3RNM

 

 4月中旬~5月
成分・効能 ◇カリウムを多く含む。
ナトリウム(塩分)を排泄する役割があり、高血圧に効果がある。また、長時間の運動による筋肉の痙攣などを防ぐ働きがある。
◇ミネラルが豊富。
カルシウムをはじめ、マグネシウム、リン、鉄分などのミネラルが豊富に含まれている。
体の調子を整え、骨を丈夫にする。
◇カロチンが豊富。(オカヒジキは緑黄色野菜)
βカロチンは抗発ガン作用や動脈硬化の予防で知られ、その他にも体内でビタミンAに変換され、髪の健康維持や、視力維持、粘膜や皮膚の健康維持、そして、喉や肺など呼吸器系統を守る働きがあるといわれている。
調理

◇生のまま調理する場合は冷水に浸してシャキッとさせておく
◇ゆでる場合、茹で時間は1分から1分半程度(天然の物は2分から3分くらい)で、茹であがったらすぐに冷水に落とす。冷めたらすぐに水気をよく切ってタッパーなどの保存容器に入れて冷蔵しておく。
◇オカヒジキのサラダ、あえ物やおひたし、刺身のつまに、汁物の実。

Copyright © 2024 NAKANO SHIRO LADIES CLINIC ,all rights reserved.
〒631-0001 奈良県奈良市北登美ヶ丘5-2-1 / TEL:0742-51-0101 FAX:0742-51-0770