Vol.88 2015.04.06 ローズマリー

ローズマリー

花の色は、ブルー、薄紫、ピンクなど多くの種類があります。
女性の名のようにも思える名前は海のしずくを意味するラテン語で、地中海沿岸に咲くことに由来します。

古代から医学や宗教儀式などに利用されてきたローズマリーには、心身ともに刺激をあたえ、
機能を促進する働きがあり、若返りのハーブとしても知られています。中世ヨーロッパにはこんな逸話が残されていました。

ハンガリー王妃エリザベートは70歳を過ぎて、体の不調に悩まされていました。そんな王妃の健康を案じ、イタリアの修道院から、ローズマリーのチンキ(ハーブを液体で漬け込んだもの)が献上されました。これを用いた王妃は、健康をとりもどし、ローズマリーの魔法の水ハンガリアンウォーターでみるからに若々しくなりました。そして…隣国ポーランドの若いイケメン(?)王子に求愛されたと伝えられています。なんと!50歳ほどの年の差だったとか。

若いすてきな男性が現れるかどうかはさておき、ローズマリーの爽やかな香りをアロマセラピーや料理にも使って、いつまでも若々しくいたいものです。葉は魚や肉料理の風味付けに手軽に利用できます。ただし高血圧のひとは、多量には使わないようにご注意ください。

Copyright © 2024 NAKANO SHIRO LADIES CLINIC ,all rights reserved.
〒631-0001 奈良県奈良市北登美ヶ丘5-2-1 / TEL:0742-51-0101 FAX:0742-51-0770