Vol.87 2015.04.06 野菜を食べよう

えんどう豆
エンドウ豆には、豆を食べる“実えんどう”と豆が大きくなる前に収穫し、さやごと食べる絹さやなどの“さやえんどう”がある。
どちらも、エンドウ豆。
完全に熟して豆として収穫するのか、まだ若いさやの状態で中の豆がある程度膨らんでからそのグリーンの柔らかい豆の状態で収穫するのか、さやごと食べられる位に若採りするのかで「エンドウ豆」「グリーンピース」「サヤエンドウ」の違いができる。
えんどう豆は中の実だけを食べるので、全体にふっくらと膨らみ、中の実が十分に成長し、さやの色がみずみずしい緑の物を選ぶ。
えんどう豆は乾燥に弱く、放置しておくと呼吸しているため表面からどんどん水分が失われるので乾燥しないようにサヤのままビニールかポリの袋などに入れ、野菜庫の野菜室に入れる。2~3日位で調理する。
mame

 

3月〜5月 (春から初夏)
成分・効能 サヤエンドウは緑黄色野菜。
さやのまま食べるので、カロテンを沢山摂取できる。活性酸素を抑え動脈硬化や心筋梗塞などの生活習慣病から守り、皮膚や粘膜の細胞を正常に保つ効果がある。
カリウムをはじめ、ミネラルを多く含む。

ビタミンB群を多く含む。特にビタミンB1やB2が多い。必須アミノ酸のリジンも含む。
ビタミンCと糖質。さやえんどうはビタミンCを豊富に含んでいるが、グリーンピースはそれに替わって糖質をたくさん含んでいる。
食物繊維も豊富で整腸効果がある。
調理

まめご飯
優しい豆の風味が楽しめる季節限定ご飯に!。
◆煮物
タケノコや高野豆腐と共に煮物にすると美味しい。もちろん、色々な豆類の煮物に加えても良い。煮物は色を残したいので煮すぎないよう、最後の方で加える。
◆炒め物や揚げ物
油で炒めて卵とじにしたり、バターで炒めてメイン料理の付け合わせなどに。また、かき揚げに加えて一緒にあげても美味しいし、魚貝のすり身や鶏のつくねに練り混ぜて揚げても美味しい。
◆スープに
バターでタマネギと共に炒め、ブイヨンを加えて煮たものをミキサーにかけて裏ごしすれば美味しいポタージュのベースに。食べる時にミルクを少し加えて温め、味を調えて仕上げに生クリームを加えればさらにおいしい。

食べ合わせ ◆ビタミンB1を多く含む豚肉と合わせ免疫力UP。
◆鶏肉と合わせ肌の調子を整える。
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