Vol.85 2015.01.05 ジェネリック医薬品の真実

★ 後発医薬品と先発医薬品
後発医薬品と先発医薬品について、ウィキペディアには以下のように紹介されています。

ここから引用—-
後発医薬品と先発医薬品では主成分においては違いがないとされるが、generic 添加物などといった副成分や剤形、製法は一般には異なる。

これは、物質特許期限は切れても、製法特許や製造特許、製造工程の細部まで公開されるとは限らないからである。

実際に使用した患者や医師からは、効果に違いがあるとの意見があり、 学会でも吸収率や、血中濃度に大きな差があるものもある、といった報告がある。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%8C%E7%99%BA%E5%8C%BB%E8%96%AC%E5%93%81 – cite_note-FOOTNOTE.E5.8E.9A.E7.94.9F.E5.8A.B4.E5.83.8D.E7.9C.8120124-24

★ オーソライズド・ジェネリック
先発品と全く同じ成分で、製法や効果・効能も全く同じ後発品をオーソライズド・ジェネリック(AG)といいます。AGは先発医薬品メーカーの販売許可を受けて、他の後発医薬品企業や自社の後発医薬品子会社が販売する後発医薬品です。

AGは、通常のジェネリックに比べて安心して使用できます。ただ、AGは他社に先駆けて後発医薬品を発売し、シェアを押さえることを目的にアメリカでとられてきた戦略ですから、一般のジェネリックと比べてやや高い薬価設定になる可能性があります。

皆さんには、薬の選択肢の1つとしてAGがあることを知っていただきたいです。また厚労省には、ジェネリックの推奨だけでなく、日本独自のAG導入のシステム整備を、より積極的に検討していただくことを熱望いたします。

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