冷えと自律神経の乱れからくる体の不調
とにかくだるい。からだも気持ちもどんよりおもい。めまいがする。便秘ぎみだ。むくむ。頭痛がする。疲れがぬけない。体はくたくたなのにぐっすり眠れない。眠れないので日中はボーっとして集中できない。またまた疲れがたまり悪循環に陥ってしまう。
思いあたる症状はありませんか。これらの不調の原因のひとつとして、夏の間の冷えた生活習慣からくる自律神経の失調が考えられます。夏場は運動不足もあり血行も滞りがちに。また女性ホルモンバランスの乱れも影響します。
「体を温める生活」の工夫をしてみましょう
夏で消耗した体力を回復させ、快適に秋を過ごすために「温める生活」を 
はじめてみましょう。食事は冷たいものはできるだけ控えます。
たとえばサラダは温野菜に、旬の食材を楽しむ、ショウガ、ネギなど温め
食材を利用して、からだの中から代謝を高めます。
ストレッチや軽い運動は血行をよくし、疲労物質もためにくくするので少しずつ体を動かしてみましょう。
まず、朝目覚めたら、寝床で大きな伸びを数回。次に腕を前後に回し、首や足首もほぐしてストレッチ。朝陽を浴びてウォーキングをするとセロトニンが活性化され、気分も爽快になれますよ。
入浴は湯ぶねにつかりゆったりと。ぬるめのお湯で半身浴をするときにはアロマオイルを数滴いれると、気分も体もリラックスでき上質な睡眠へと誘います。
それでもつらい時には
不調が続くときには、遠慮なくご相談ください。症状がおもく、更年期症状による場合は、ホルモン補充療法でつらさが改善されることもあります。ほかには漢方薬、緊張をほぐす飲み薬など、症状や体質に合わせた治療をします。話してみるだけで、ずいぶん楽になった、というケースもあるので気軽にご相談を。
