Vol.80 2014.08.04 五感で美味しい!麦茶「つぶまる」

つぶまる小

 手前のティーバックに麦茶が粒のまま入っているのがわかりますか。
麦茶の粒を見たのはずいぶん久しぶりです。この麦茶のおいしさの秘密は、
つぶのまましっかり煮出すひと手間にあります。

「つぶまる」を作っているのは東京江戸川区にある小川産業。
創業明治41年、三代続く焙煎職人さんのお店です。
今でも、昔ながらの製法にこだわり、石釜で国産六条大麦をじっくりと
二度煎りして作っています。粒を砕いてしまうと、少ない原料で早く色がでる
麦茶がつくれますが、砕くとあの澄んだ透明感と上品な味、香りがだせません。
だから手間はかかっても時代をこえて本物を作り続けたい、と頑張っておられます。

何はともあれ早速、作ってみました。
煮出し時間は5、6分。麦茶の香ばしい匂いが漂い、期待が高まります。
火をとめて30分から1時間くらいティーバックをいれたままおいて、できあがり!

色は透明感のある琥珀色です。熱いまま飲んでみました。
なるほど、いつもの麦茶(砕いた麦茶入りのティーバックを煮出しています)に比べると雑味がない!
すっきりとした味で、煎った麦そのもののほんのりとした甘みもあり、おいしい!
ちょっとノスタルジックな気分になり、ホッと癒される感じです。
水出しやペットボトルでは味わえない、昔ながらの正しい麦茶です。
興味のあるかたは下記へアクセスしてみてくださいね。

小川産業 http://www.jah.ne.jp/~ogawa-no/

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