ブルースターの花をよく見ると、5つの淡い空色の花びらのなかに、
濃い青色の副花冠があり、その中心は白色。
自然のつくりだした涼やかなグラデーション、ほんとに美しいです。
西洋では古くから、結婚式の日に4つのサムシングを花嫁が身につけると
幸せになれると言い継がれてきました。
これはイギリスの「マザーグース」のこんな詩に由来しています。
Something old
Something new
Something borrowed
Something blue
And a silver sixpence in her shoe.
青色は花嫁の純潔や清らかさをあらわすことから、
人目につかないように身に付けるのがよいとされ、
花嫁はガーターに青いリボンを飾っていたそうです。
時はめぐり、理想の女性像も様変わりした感はありますが、真理は普遍です。
ブルースターの花言葉にあやかり「信じあう心」は大切にしたいですね。
クリニックの玄関先にもブルースターの寄せ植えを飾っていますので、
どうぞご覧になってください。
※Something Four
something old 「なにか古いもの」 祖先から受け継がれてきた財産、母から受け継がれたジュエリーなど
something new 「なにか新しいもの」 これからはじまる新生活が豊かにおくれるように新しいもの
something borrowed 「なにか借りたもの」 幸せに結婚生活をおくっているひとにあやかるためのもの
something blue 「なにか青いもの」 花嫁の誠実なこころ、純潔や貞操をあらわすもの