Vol.79 2014.07.07 栄養 7

機能性成分

食物繊維 腸内環境を整え、便秘や大腸がんを予防する。 ライ麦パン、玄米、そば、モロヘイヤ、ゴボウ、ブロッコリー、かぼちゃ、納豆、ソラマメなどに多く含まれる。

その他注目の機能性成分

カロテノイド 赤、オレンジ、黄など、天然色素成分。がん予防に効果てきなβカロテンやリコピン、血行を促す作用のあるカプサイシンなど。 鮭、エビ、カニ、いくら、ニンジン、トマト、ほうれんそう、とうがらし、ミカン、マンゴー、すいか、パパイヤなど。
ポリフェノール 主に食べ物の皮の部分に多い成分で、約4000種類。目に良いとされるアントシアニン、抗菌効果のあるカテキン、クルクミンなど。 ピーマン、パセリ、セロリ、トマト、ブドウ、ブルーベリー、リンゴ、オレンジ、大豆、納豆など。
イオウ化合物 ニンニクやネギ、玉ねぎなど、刺激のある香り成分。抗菌効果のあるアリシンや硫化アリル、がん予防に効果的なスルフォラファンなど。 ねぎ、にんにく、玉ねぎ、にら、ブロッコリー、など。
糖アルコール 甘味料の一種。虫歯などの原因になりにくい他、低エネルギーで肥満予防にも効果がある。キシリトール,ソルビトールなど。 しいたけ、りんご、こんぶ、とうもろこし、いちごなど。
アミノ酸類  必須アミノ酸以外で、タンパク質のもととなったり、健康効果が期待できるアミノ酸。脳の働きをよくするチロシン、グルタミン酸など。  ほうれん草、あじ、米、豚肉、大豆など。
乳酸菌  糖類から乳酸をつくる細菌。生きたまま腸内で増え、有害菌の繁殖を抑える。ビフィズス菌、ブルガリア菌,ラブレ菌など。  ヨーグルト、チーズ、みそなど。

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