4.クラミジア感染症

Q:クラミジア感染症とはどんな病気ですか。
A:セックスによって感染する性行為感染症(STD)の一種で、10代、20代といった若い世代を中心に急激な勢いで増えている病気です。クラミジア・トラコマティスという微生物の感染でおこります。

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Q:どんな症状がでますか。
A:女性は、おりものが増える程度で、はっきりとした自覚症状がないまま進行することが多いです。男性は、尿道がむず痒くなり、灰白色の分泌物がでます。その後、排尿時の痛みやかゆみ、頻尿、膿がでるなどの尿道炎症状がでます。

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Q:潜伏期間はありますか。
A:2-3日〜4週間ぐらいです。

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Q:放っておいても自然に治りますか。
A:クラミジアを放置しておくと、子宮頸管炎、子宮内膜炎、卵管・卵巣の炎症などを引き起こすこともあります。これは不妊や子宮外妊娠の原因にもなりま す。また、妊婦の感染率も高く、きちんと治療をしないと出産時に赤ちゃんにうつり肺炎や結膜炎にかかることもあります。 パートナーに尿道炎の症状があり、自分にもおりものや不正出血、下腹部痛、排尿時の違和感などがある時は、早めに診察を受けてください。

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Q:どんな検査をしますか。
A:膣内の分泌物やおりものを検査する方法や、血液中の抗体価をはかる方法があります。

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Q:治療法をおしえてください。
A:必ずパートナーといっしょに治療します。抗生物質を服用すれば治りますが、放置すると慢性化するので注意が必要です。

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Q:性行為感染症(STD)から身を守るためにはどうすればいいでしょうか。
A:パートナーのことをよく知ること、不特定多数の人とセックスをしないこと、コンドームを正しく使うこと。症状が軽いため、自覚症状のない感染者も多 く、これがクラミジア感染症が増える原因の一つでもあります。生命への危険はなくても、将来の妊娠や出産に悪影響を及ぼすことがはっきりとしてきました。 妊娠、出産を控えた女性はこうした知識をしっかりと持ち、自分やパートナー、将来、生まれてくるかもしれない赤ちゃんのことを 大切に考えてみてください。

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