1.外陰・膣カンジダ症

Q:カンジダ症とはどんな病気ですか。
A:カビの一種であるカンジダ菌が原因で膣や外陰部がただれてしまう病気です。カッテージチーズや豆腐のカスのような白いおりものが増えて、痒みをともなうのが特徴です。

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Q:どのように感染しますか。
A:性行為による感染もありますが、カンジダ菌そのものは常在菌なので、性行為がまったくなくても発症するケースも多くみられます。たとえば、感冒などの 治療で抗生剤をのむとします。抗生剤は細菌を殺しますが、カンジダには効果がありません。それで、常在菌として遠慮がちにいた少数のカンジダ菌が増えて膣 炎や外陰炎になることがあるのです。

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Q:治療法をおしえてください。
A:膣内に抗真菌剤を挿入すると共に外陰部に軟膏をぬる方法を並行しておこないます。場合によっては薬を内服することもあります。5日から2週間くらいで治ります。

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Q:通院せずに治せませんか。
A:免疫力が強くなれば自然治癒することもありますが、症状を自分で判断して、売薬治療はおすすめできません。悪化したり、あるいは慢性的な疾病になるおそれがあります。専門医で診察を受けて、症状により治療法を相談した方がよいでしょう。

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Q:治療中のセックスはだいじょうぶですか。
A:カンジダのような性行為感染症(STD)は、抵抗力がないと治りも悪く、また、セックスによりパートナーへ感染します。治療中は、やはり性行為は避けたほうがいいでしょう。

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Q:日ごろどんなことに注意すればいいでしょう。
A:入浴時は外陰部、肛門周囲をよく洗い、清潔にすることが大切です。また、下着は通気性のよいものをつかいましょう。ただし、ビデを使って1日に何度も 洗浄するとかえって抵抗力がなくなり、膣炎をおこしやすくなるので注意が必要です。これは膣内を浄化し、守っている細菌を洗いすぎて追い出してしまい、雑 菌の繁殖を促すことになるからです。

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