肩こりの漢方治療

婦人科外来を訪れる方の問診表には、主訴以外に、肩こりや腰痛を記載されている方が多くみうけられます。肩こり・腰痛の原因は様々で、複数の問題点を抱えている方が大半といえます。精神的ストレスなど心因性の場合と、器質的に体に原因がある場合に大別できます。

肩こりの原因としてまずチェックしていただきたいのは、1)歯並びや噛み合わせ、2)背骨の湾曲がないか、3)また婦人科的な問題点として、子宮や卵巣の器質的疾患の有無があります。例えば、子宮筋腫や子宮内膜症が腰痛の原因となります。冷え性や生理痛を伴う腰痛があれば、一度婦人科を受診して下さい。肩こり・腰痛の治療はその原因を知ることから始まります。

漢方では、筋肉の硬縮緩和に効果のある芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)を眠前に1包使用したり、風邪薬としておなじみの葛根湯(かっこんとう)を1-2包、そのまま水で内服するか、温湯に溶かして飲むと以外に効果的な方がいます。また、当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)や桃核承気湯(とうかくじょうきとう)などの駆お血剤の血流改善作用が有効なケースもあります。

そのほか、鍼灸やアロマセラピーなどの専門家に相談してみるのも一案です。

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