乳がん検診

【 受診推奨年齢 】 30歳以上 毎年1回

  • 乳がんは、日本人女性の全てのがんで発病第1位
  • 毎年約7万人の方が新たに乳がんを発病し、年間死亡者は約1万3000人 (図9参照)
  • 生涯では、日本人女性の約15人に1人が、ヨーロッパの多くの国では6人に1人が乳がんを発病
  • 30代の若年者の発病も増加 (図10参照)

 

乳がんリスクの高い方

  • 肥満の方
  • 乳がんの家族歴のある方
  • 40歳以上の方
  • 初産が30歳以上の方(出産経験のない方を含む)
  • 閉経年齢が55歳以上の方

 

検査方法
視触診・乳腺エコー検査・マンモグラフィー
当クリニックでは、全例、視触診・乳腺エコー検査を併用しています。
また、50歳以上の方にはマンモグラフィーの受診(他の施設での受診になります)も勧めています。

 

乳腺エコーとマンモグラフィーの比較

  • 厚生労働省の研究班:「40代のマンモグラフィー検診の見落としリスクは約30%」
  • 千葉県民保健予防財団:「40代の乳がん発見率は、約10%乳腺エコーが高い」
  • 2009年米政府の予防医学作業部会:「40代女性の乳がん検診にマンモグラフィーはすすめない」と勧告

マンモグラフィーはエックス線による画像診断装置で、乳がんの微細石灰化の発見に有用です。
ただし、30代や40代(生理のある方)では乳腺密度が濃いため、マンモグラフィーでは正常乳腺と乳がんの見分けが難しく、乳がんを見落としやすい傾向があります。
乳がん検診はマンモグラフィーと乳腺エコー検査の併用が理想的ですが、どちらかを選ぶ場合、30代や40代の方には乳腺エコー検査を推奨しています。
現在、クリニックが推奨しているのは、コストや放射線被ばくも配慮して、マンモグラフィーと乳腺エコー検査を1年毎に交互に受けてください。両方のメリットを享受できます。

中野司朗レディースクリニックの乳がん検診実績
2011年7月時点の、当クリニックにおける乳癌検診実績を報告します。
クリニックでみつかった乳がん罹患者の総数は、2011年7月時点(開院より5年5ヶ月)で50名です。
特徴は、50名中25名が40歳代で5名が30歳代、50歳未満の乳がん罹患者が約60%を占めています。

進行期は、非浸潤がん(0期)が4例で、腫瘍径2cm以下が33例、Ⅱ期以上の進行がんが13例です。
非浸潤がんのうち2例は、マンモグラフィーでは所見がなく、乳腺エコーで見つかっています。
Ⅱ期以上の進行がんのほとんどは、自覚症状があって受診された方です。
この点からも、乳がん検診の重要性が確認できます。

★★ 2011年10月時点の、当クリニックにおける乳癌検診実績詳細は、 ここをクリックしてください。★★


乳がん自己検診
乳がんができてから検診でみつかる大きさになるまでに、5年から10年かかると言われています。今年の検診で異常がみつからなくても、来年の検診では1cm程度の乳がんがみつかる可能性もあります。定期的な年1回の検診と、毎月の自己検診を習慣にしましょう。検診日は、生理がある方は生理終了直後(乳房の張りがなく検診に適しています)、閉経後は毎月同じ日(1日/月誕生日/給料日など)におこないます。

入浴時に、石けんを泡立ててすべりを良くして、4本の指のはらで10円玉くらいの円を描くように乳房全体のしこりの有無を調べて下さい。

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