「冷えてきましたね。いい感じです。新酒がうまいっす!」
編集Y部員がニンマリ。そうそう寒いけど、辛党諸氏にとっては、この時期にしか味わえない
しぼりたての新酒が味わえるいい季節です。というわけで早速、底冷えする京都へ出発!
近鉄大和西大寺駅から30分ほどで伏見桃山御陵前に到着。まずは御香宮神社へお参り。
本殿のわきには、神社名の由来である御香水があります。ひと口いただいてみました。
香りはありませんが「日本の名水100選」に選ばれた美味しい水です。
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御香水はその昔、香りのついた泉が湧きでて、 その水を飲むと病気が治ったという言い伝えが残っています。 |
本殿わきにある大きなソテツ。亜熱帯の植物なのに覆いなしで越冬しちゃうタフな樹です。 |
ぶらぶら歩いてJR桃山駅へ。伏見駅をおりると目の前が伏見稲荷大社です。
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この日は、稲荷大神が稲荷山の三ケ峰に初めて鎮座された日を偲ぶ「初午大祭」の日でした。
たいそうな賑わいで、お参りも順番待ち。お稲荷さんのキツネはいろんなものをくわえていますが
楼門前の左側は「カギ」右側は「玉(宝珠)」です。玉は霊の力でそれを引き出すカギなんだとか。
こんなカラフルな献上品も御供してありました。
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大根のラインダンス ♪ | ひな壇風に飾った京野菜も色鮮やか |
さて、桃山御陵前にもどり、いよいよ伏見酒蔵めぐり♪
「そーくーそーくー」 うわ言のようにつぶやく編集Y部員。
何のことかと思えば、藤岡酒造のお酒「蒼空(そうくう)」のことでした。外観は地味ですが…
酒蔵Bar「えん」もあり、生まれたての「蒼空」のきき酒ができるのです。一歩なかにはいると、糀のあまーい香りにくらり。店内はオシャレなカフェ風で、カウンター席からは、ガラス越しに仕込み蔵をみることができます。こじんまりしたバーなので順番待ち。15分ほどで係りの方に案内されて囲炉裏端を囲む席につきました。
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「このお水でお酒を造っているんですよ」
と出されたお水の美味しかったこと!!雑味がない、スッキリ、いやいや言葉ではつくせないほど美味でした。こんな名水で丹精込めて造ったお酒が旨くないはずはありません。「日本酒は苦手」という方でもいけますよ。
http://www.sookuu.net/index.html
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山本本家酒蔵の「神聖」。 個人的にはこれが絶品。 |
鳥せい伏見本店で飲めます。 |
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かっぱパー♪ (え?!ご存じない?) でお馴染みの黄桜です。 |
なんとリーズナブル!台付グラス300円! |
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きき酒でほろ酔い気分になったころで日も沈んでまいりました。 今宵の宴席は、英勲蔵元の直営店・醪音(もろみね)です。 落ち着いたオトナな雰囲気でくつろげました。 え?!炙りもの渋すぎ?日本酒にあうのです。 お酒はぬるめの燗がいい~肴はあぶったイカでいい~♪ 女は無口なひとがいい ← これムリでした!皆でワイワイ http://www.moromi-ne.com/ |
3月18日(金)、19日(土)に伏見の清酒きき酒会(チケットが必要です)
や伏見の清酒 新酒蔵出し『日本酒まつり』 が開催されます。
http://kyoto-fushimi-kanko.jp/pdf/16nihonshu_CS4.pdf