★ 20、30代の女性で急増しています
下の図1・図2をご覧ください。40歳未満では、女性のがん発病第1位です。また20、30代の患者数が急激に増えているのがおわかりいただけるでしょう。逆に中高年層では、検診の普及もあり減少傾向にあるのは嬉しいことです。子宮頸がんは性行為によって感染するHPV(ヒトパピローマウイルス)が原因です。したがって性体験の若年化にともないリスクも高まります。20才からの検診を推奨するのはこのためです。
★ 定期検診とワクチン接種で予防できるがんです
子宮がんは進行が遅いため、早期発見であれば、子宮を温存した治療もでき、妊娠や出産にもほとんど影響がありません。初期症状はほとんどないので、定期的な検診をうけることが早期発見へのカギとなります。
また子宮頸がんの予防ワクチン(参照:”Club Green” Vol. 26 2010.02.01号)や
子宮頸部分泌物の検査でHPVの感染(頸がん発病リスク)のチェックもできます。
なお、予防ワクチンは7月中に手配が整う予定です。詳細については電話でお問い合わせください