Vol.211 2025.07.07 犬山城・最古の天守から絶景を愛でる

6月号では、「明治村と犬山城お得チケット(通常3,050円→2,850円)」を利用して愛知県犬山市にある明治村を訪ねました。今月は犬山城のお話しです。

名鉄犬山駅まで戻り、ぶらぶら歩くこと15分程で稲置街道沿いにある城下町となります。
奥に小さく見えているのが犬山城です。

平日の夕方でしたが通りはそぞろ歩きを愉しむ観光客で賑わっていました。ご当地グルメや昭和の雰囲気を楽しめる『昭和横丁』、武家風住宅の「旧堀部家住宅」では住宅内見学や、敷地内にある工房では提灯の絵付け、カフェもあるようです。

通りを抜けると朱色の鳥居が見えてきました。犬山城主成瀬家歴代の守護神として崇敬されてき三光稲荷神社です。縁結びの神様、スピリチュアルスポットとして若い女性に人気なんだとか。

縁結び願いが叶う?絵馬には全然反応せずに… 「犬山城へ近道」★彡にときめく編集隊

ご挨拶もそこそこに犬山城へ向かいます。
犬山城は、江戸時代以前に造られた天守が今も残る現存天守のお城です。
日本には五城しかない貴重なお城で国宝に指定されています。
ほかの4城は、松本城、彦根城、姫路城、松江城です。

こじんまりとした素朴なたたずまいがいいです 天守閣の下に、中央が盛り上がった唐破風が見えます

犬山城は、織田信長の叔父・織田信康によって創建され、戦国時代の三英傑信長・秀吉・家康がこの城をめぐる争奪戦を繰り広げた歴史があります。後ろに木曽川があり崖に守られているので背後から敵に攻めらることがなく、地形をいかした防御策がとれたそうです。

天守の入口では、まず履物を脱いで持参します。
外観の穏やかな雰囲気から一転、いきなりゴツゴツした石垣、太い梁が現れました。創建当初の古い材木も残っているそうで戦国の世へタイムスリップです。

伝わるでしょうか?この階段、かなり急なんです!手すりを掴んでいないと落っこちてしまいそうです。
なので靴の袋をリュックにぶら下げて両手をフリーにして上っていきました。

のんびり外の景色を楽しみましたが、
当時は格子ごしに敵を監視していたのでしょうか
石落としの間。石垣より突出していて、石垣からの侵入者を防ぐため、石を落としたそうです
甲冑はどう見ても重そう 武者隠しの間。主君を守るため家臣たちは、真っ暗闇の中に潜んでいたとか

そしていよいよ日本最古の木造天守へ

この階段はすれ違いはできません。
上の様子を見て、ものすご~く急な階段を上ります
お~着いた!川風が吹いて気持ちいい!
望楼型の天守には回廊(廻り縁)があります。もちろん狭いです。国宝だし、、すべって転んで壊したらえらいことや… 景色をチラッと見てこんな感じでへばりつきながら進むと…ちなみに白い袋に靴が入っています

急に視界が開けて、おお~!!美しい!木曽川!絶景かな絶景かな!
夕風に吹かれてしばらく佇んで開放感と美しい景色を満喫しました。
川向うはもう岐阜県なんですね。
御嶽山、岐阜城も見えるではありませんか!


8月1日から10日まで、愛知県犬山市と岐阜県各務原市の境を流れる木曽川にて「日本ライン夏まつりロングラン花火」が開催されます。
ライトアップされた国宝犬山城を背景に、船上から花火が打ち上げられるとのこと。日本の夏の風情が楽しめそうです。
犬山市観光協会がスタンプラリーもしていました。

せっせとスタンプを集めたんですが、、、
ハガキを投函し忘れました(≧ロ≦) アチャー

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