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■Dr.Shiroです
司朗の懐古シリーズ　No3
昭和58年の沖縄は、まるで外国にきたように異国の雰囲気が濃いところでした。
浦添のアパートに住み、宜野湾の当山産婦人科に勤務し、琉球大学の研究室を拝借して研究活動。
当時の当山産婦人科は、月間分娩数100件を超える産婦人科医院で、院長の当山雄紀先生はアメリカ的な医療を習得した非常に優秀な産婦人科医で、臨床面でも素晴らしい経験をさせていただきました。毎週2～3日は当直していましたが、一晩で最高13人の分娩をとりあげた当直の記憶も今では懐かしい思い出です。
「ATLウイルス」は「エイズウイルス」と近縁で、感染者の一部（毎年1500人に1人程度）が「成人T細胞白血病」を発症します。
当時の沖縄では、約6％の妊婦さんが「ATLウイルス」の健康キャリアで、母児感染の存在を明らかにするために、その出生児から「ATLウイルス」を検出することが私の仕事でした。
（つづく）

■季節の話題「節分」
「節分」は本来、季節の移り変わる時の意味で、立春・立夏・立秋・立冬の前日を指していたそうです。今では「節分」といえば春の節分を指し、新年にあたる立春を前に、前年の邪気をはらう意味で「豆まき」がはじまったそうです。

2月4日は立春、もう春ですよ。
（by nao＠編集人）

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