***美味しい紅茶いただきます***
コンビニで手軽にコーヒーや紅茶がいただけるご時勢ですが、たまには優雅にアフタヌーンティーを楽しみたい、と思い立った編集人。
そもそもアフタヌーンティーとは、どんなお茶文化なのか調べてみました。
アフタヌーンティーはビクトリア朝の英国上流階級ではじまった喫茶習慣です。当時、英国では1日2食が普通で、夕食はオペラやクラシックコンサートを鑑賞した後の午後9時頃から始まり、お腹がすく午後3時頃にパンやビスケットともに紅茶をいただくことになったのが始まりといいます。
美しいポットにたっぷり入れた紅茶とミルク、お菓子をいただきながら、午後のひと時を過ごす社交の場だったんですね。
今回訪ねたのは西梅田駅近くにあるLondon Tea Room (堂島店)。
上流階級の皆様を見習ったわけではないのですが、年末恒例の第九交響曲コンサートを
楽しむ前の腹ごしらえでした。
英国紅茶とケーキの店 LONDON TEA ROOM |
どうやら地下にあるようです |
レトロな電飾看板に誘われて | 階段を下りていきます |
夕闇に光るネオンサインは妖艶な美女。そして地下へとつづく階段は少し謎めいてみえました。
木調のドアを開けると、店内の照明は薄暗く、ティールームというよりは英国風パブのイメージ。
オレンジ色の照明のもとクラシカルな茶器、壁には紅茶にまつわる様々な写真がところせましと飾られ、
人々の談笑の声がざわざわと聴こえてきます。
夕刻だというのに広い店内は満席。 「しばらくこちらでお待ちください」と案内された椅子には3組ほどの先客が腰掛けていました。30分ほど待ってようやく二人がけのこじんまりとした席に着きました。サービスの人に好みを伝えて選んでもらった紅茶は、さすがに美味しかったです。一杯目はストレートで二杯目はミルクをいれていただきます。一緒に注文したパンプディングは少し時間はかかりますが、焼きたてほわほわ、ほど良い甘味が紅茶との相性バツグンで大満足! 各国の紅茶葉も販売されています。英国風のシンプルでクラシカルな異次元空間が楽しめるティールームでした。 |