Vol.143 2019.11.05 天空の郷・十津川村「果無(はてなし)集落」

IMG_4660

|| 世界遺産・熊野古道小辺路のとおる果無(はてなし)集落へ

奈良県の最南部にある十津川村。
そのさらに南端
にある世界遺産・熊野古道小辺路のとおる果無(はてなし)集落
に行って来ました٩(ˊᗜˋ*)و

そうです!十津川村は司朗先生の故郷ですね。
十津川村は日本一広い村!なにせ広い!
東西33.4km、南北32.8km、面積は672.38k㎡
ということは… 琵琶湖(670.4k㎡)とほぼ同じ大きさ、
東京23区(626.7k㎡)よりも広いのです(* ̄^ ̄)エッヘン!

村の入口あたりにある観光案内地図で見るとこんな感じです。

地図

今回は、小さなバイク(クロスカブ110cc)での日帰り旅です。
郵便屋さんじゃないよ ( ̄‥ ̄)=3 IMG_4661
ちなみに110ccのバイクは、高速道路はもちろん、京奈和自動車道も走れません。
なので旧国道24号線などの地道をまさに地道にポコポコ走ります。

携帯のナビを頼りに走ろうと思いましたが、
案内を開始すると京奈和自動車道に乗るルートしか教えてくれません。

だからぁ、京奈和自動車道は走れないの! ◟(  ‾᷅⚰‾᷄  )

スマホに向かってブツブツ文句を言っていると途中迷子に (  ・᷄д・᷅ )
広い十津川村に入る前にガソリンを満タンにしようと思っていましたが
給油できず  ( ̄▽ ̄;)!!ガーン

十津川村に突入した時にはガソリンメーターは赤印を指しています。
いくら「村」でもガソリンスタンドくらいあるでしょう
と思っていたら、ない、ない、ない  Σ(   ☉q☉)⌒°
谷瀬の吊り橋を過ぎてもない。大ピンチで下り坂は、ニュートラルにしてガソリン節約

上野地でGS\出光/の看板を見つけた時には、思わず 「 神!イデミツ!かみ~ ٩(ˊᗜˋ*)و 」

ガソリン満タン!気をとりなおして出発!
本日の目的地天空の郷とも呼ばれる美しい村、果無(はてなし)集落へひた走ります
4時間あまり走ってようやくたどり着いた集落が冒頭の美しい風景です。

|| な~んもないよ、山ばっかしや~ 

澄んだ青い空がどこまでも広がり、紀伊山地の美しい山々を見渡す絶景です✨

IMG_4666 IMG_4664
こんなところにバス停がある! 月曜日のみ運行!
奥果無行きと十津川温泉行き
IMG_4670 IMG_4671
家の前に世界遺産の道があるお宅、
と有名になった民家(現役です)
湧き水を引いた水場
冷たくて気持ちがいいです

このお宅の前の道は、世界遺産の熊野参詣道小辺路で、聖地・高野山と熊野本宮を結ぶ祈りの道です。
古の巡礼者もこの美しい風景を見て、疲れを癒したのでしょうか。

この家の主と思われるおじさんとお会いしました。

〈 おじさん 〉 バイク旅かね?
せっかく来てくれたけど、ここはな~んにもないよ。山ばっかしや~ うひゃひゃ

〈 編集隊 〉 旅といっても奈良市内からです。いやー眺めがすごくイイですね。
ふだんのお買い物とかは、どうされてるんですか?(愚問でした)

〈 おじさん 〉 な~んもちょっと行けばある。奈良市内やったら、鮮魚はうちの方が新しいんじゃない

なるほど。果無からは海もすぐそばなんですね。
同じく十津川村の深山にある玉置神社の宮司さんにお聞きした話を思い出しました。

漁に出る船から振り返ると、、玉置神社の霊気が山から立ち昇るのが見えるそうです。
漁師は山に向かい航海の無事と大漁を祈願し手を合わせると…
山の神社に大漁旗が奉納されているのはそういうわけでした。

IMG_4675 IMG_4676
参詣道のわきには彼岸花が咲いています 脇道へ行くと西国三十三観音がおられる
IMG_4678 IMG_4682
米や野菜を作り、自給自足の豊かな暮らしがある 今も昔もかわらない懐かしい秋の風景

偶然に果無村のおじさんとお話しできて嬉しかったです。
ニカーっと笑いながらお話しくださる雰囲気がなんとものんびりした感じでほっこり。

帰りに村営の公衆温泉「滝の湯」でスズムシの涼やかな声を聞きながら、
源泉かけ流しの湯につかり、さっぱり汗を流し帰途につきました。

山の精気をいっぱい浴びて、パワーチャージできた秋の1日でした。

IMG_4686

Copyright © 2024 NAKANO SHIRO LADIES CLINIC ,all rights reserved.
〒631-0001 奈良県奈良市北登美ヶ丘5-2-1 / TEL:0742-51-0101 FAX:0742-51-0770