★もち麦(大麦)★ 大麦の1種で各種の食物繊維がバランスよく含まれている。 水溶性食物繊維の1種であるβ-グルカンは糖質の吸収を抑える働きがある。満腹感が長く続く。 栄養素 水溶性食物繊維・不溶性食物繊維・βグルカン 期待される効果 ダイエット補助・便秘改善・糖化予防 |
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Dr.ShiroのオススメPOINT
もち麦が注目されているポイントは、豊富な食物繊維の含有、なかでも水溶性食繊維のβ-グルカンの働きです。腸内環境を改善し、糖質の吸収を抑えることで食後の急な血糖値の上昇を抑制し、コレステロールを低下させる働きがあります。 |
★ 使い方のポイント ★
もち麦は冷凍保存しておくと便利です ・ もち麦の茹で方
冷凍保存しておくと、スープに加えたり、使いたい量だけ割って使えるのでとても便利です。
茹で方 : 鍋に水(1000cc)をいれて沸騰させ、もち麦(100g)と
酢(小さじ1)をいれます。18分ほど茹でたら、ザルにとり、流水
でぬめりをとります。しっかり水気を切って、保存パックなどで冷凍します。
(お酢を入れると麦の臭みがゼロ!)
★黒豆のもち麦リゾット
材料
米100g もち麦 50g 黒豆 50g スープ 300cc ベーコン 2枚 玉ねぎ 40g
オリーブオイル 大さじ1 豆乳クリーム 大さじ3 バター 10g パルミジャーノ大さじ2 豆苗 少々
作り方
レンジを使ったかんたんメニューです。 | みじん切りにした玉ねぎとベーコンにオリーブオイルをかけレンジ(600w)で2分加熱 |
パルミジャーノはすっておく。粉チーズでもOK | 米ともち麦、黒豆、スープを加えてレンジで10分加熱。 いったん取り出す。少ししんがあるくらいであればOK。 固ければ水を大1加えてさらにレンジ2分。 豆乳、バター、パルミジャーノ大1を加えて2分加熱。 最後に、残りのパルミジャーノと豆苗を散らす |
★ほうれん草とココナッツカレースープ
もち麦が入るのでお腹もち抜群! | 茹でたもち麦を冷凍ストック。薄くのばしておくと使いやすい |
材料 玉ねぎ 1/2個 ほうれん草 100g しょうが・ニンニク 各1かけ サラダ油 小1 顆粒コンソメ 小1
鶏ミンチ 80g 水 400cc カレー粉 大さじ1 茹でたもち麦 60g
ココナッツミルク 200cc 塩 小さじ1/2パプリカパウダー 適宜
玉ねぎは繊維を断つようにうす切り。ほうれん草は3cmに切ってレンジで2分加熱。ニンニクとショウガはみじん切りにする | オイル、ショウガとニンニクを弱火で炒めて香りがでてきたら、玉ねぎと鶏ミンチを加えて炒める |
カレー粉を加えてざっくりと混ぜる | 水をいれてひと煮たちし、あくをとる。冷凍した茹でもち麦とコンソメを入れて10分ほど煮る。とろみがでてきたら、ココナッツミルクとほうれん草を加えて、塩で味を調える。仕上げにパプリカパウダーをふる |
【料理こぼれ話】
噂の「もち麦」を使った料理にチャレンジしてみました。
リゾットにしたり、スープに茹でたもち麦をいれると、粘りがでて少量の
もち麦を加えるだけでずいぶんお腹もちがいいです!
もち麦は、胃腸の働きが活発な朝、昼に食べるのがおススメです。
糖質の吸収を抑える働きは、次の食事まで続くので食べ過ぎやコレステロ
ールの吸収も抑えてくれますよ。