クレマチスのルーツは、テッセンとカザグルマ。
原産地や花弁の数、色にそれぞれ特徴があります。
テッセン 中国原産で、雄しべが花びらのように花弁化しており、花弁の数は6枚、
色は乳白色です。「紫色のテッセンが咲きました」と聞くことがありますが、実は
紫色のテッセンは存在しないのです。
カザグルマ 日本原産のクレマチスは、花びら(ガク片)は8枚です。
これらを元に海外で園芸用に交配され誕生したのがクレマチスです。
写真のように多彩な品種があります。
観賞の仕方も日本と海外では違うようです。鉢植えにして、楚々としたイメージで観賞する
のが日本流とすると、ガーデニングの本場イギリスでは、クレマチスをトンネルのように群
生させてダイナミックに観賞するそうです。
編集隊が一度訪ねてみたいのは静岡県にある『クレマチスの丘』です。
庭園内では様々な品種のクレマチスが四季をとおして楽しめ、広大な敷地内には美術館や
井上靖文学館、自然公園、レストランも併設しているそうですよ。
http://www.clematis-no-oka.co.jp/ 『クレマチスの丘』