ホーム Vol.124 2018.04.02 果物を食べよう “アンデスメロン”
Vol.124 2018.04.02 果物を食べよう “アンデスメロン”
アンデスメロン
アンデスメロンは１９７７年に「サカタのタネ」が交配育成し開発されたＦ1品種です。果皮にこまかい網目があるネット系メロンで、ハウス栽培が中心。
サカタのタネのホームページによると名前の由来は、アンデス地方とは関係がなく､「生産者はつくって安心」「流通は売って安心」「消費者は買って安心」の「アンシン」を冠した「アンシンデスメロン」を発案されましたが、品種名としては長いので、メロンを食すときのように「シン」を取って「アンデス」となったそうです。皆さんご存知でしたか。
マスクメロンに似た外観と、とても甘く美味しい上に比較的小ぶりで価格も手頃なので、現在でもネット系の中では大衆メロンとして最も親しまれています。
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| 旬 |
温室メロンは通年栽培出荷 （露地物 4月～夏の間） |
成
分
・
効能 |
●カリウムを多く含む。
フルーツの中でも特にメロンは、バナナ以上にカリウムを多く含んでいます。ナトリウムを排泄する役割があり、高血圧などに効果があります。
●赤肉のメロンはβカロテンたっぷり
体内でビタミンＡに変換され、髪の健康維持や、視力維持、粘膜や皮膚の健康維持、そして､喉や肺など呼吸器系統を守る働きがあります。
●たんぱく質分解酵を含む。
その他、メロンにはククミシンというたんぱく質分解酵素も含まれています。 |
食
べ方 |
●メロンは追熟する
メロンは収穫後追熟させて食べます。まだ固く香りが弱い物は冷蔵庫に入れないでください。低温下では追熟せず傷みを早めてしまいます。お尻を押してみて少し弾力を感じるようになるまでは冷暗所に置いておきましょう。追熟して食べ頃になると２～３日位で中から発酵し始めます。食べ頃になった物は冷蔵庫に入れ、美味しい間の２日か３日以内に食べるようにしましょう。
●生のままデザートとして
●ピューレにして
メロンのピューレでゼリーやムースなどの生菓子を作ったり、グラニテやシャーベットなどの氷菓も美味しいです。
●料理にも
メロンジャンボンはメロンに生ハムをのせ、オリーブオイルを垂らして盛り付けた前菜です。
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