4. 性交痛

突然おこった性交痛は、膣や子宮、卵管などの炎症が考えられます。炎症の原因は性行為感染症(STD)などの細菌感染が多く、放置すると不妊症になったり、腹膜炎を発症して手術が必要となったりします。
(クリニックの診療内容一般診療 “性行為感染症” 参考)

数カ月間かけてだんだんと痛みが強くなる性交痛は、子宮筋腫や子宮内膜症などの子宮の異常や卵巣腫瘍が考えられます。
(女性疾患の解説書 “子宮の異常”、 “卵巣・卵管の異常” 参考)

更年期以後におこる性交痛では、萎縮性膣炎が考えられます。治療にはホルモン剤の投与や膣座薬、また対症療法として潤滑ゼリーの使用などがあります。
(女性疾患の解説書 “子宮の異常” 参考)

性交痛は夫婦生活に支障を生じるばかりでなく、不妊症の原因となったり、卵巣ガンなど重大な疾患の注意信号かもしれません。ひとりでがまんせず、専門医師に相談しましょう

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