16.子宮頸管ポリープと子宮膣部ビラン

Q:子宮頸管ポリープとはどんな病気でしょうか?
A:子宮頸管の粘膜が増殖してできます。子宮の入り口に発生しやすく2〜3mmから大きいものは1-3cm程度のものもあります。一つだけできる場合がほとんどですが複数できることもあります。
腸管にできるポリープと異なり、ほとんどが良性です。

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Q:どんな症状が出ますか。
A:痛みなどの症状はありません。
充血しやすく、組織がもろくて崩れやすいのでセックスや運動の後に出血したり、おりものに少量の血液が混じったりすることがあります。
また、ポリープが大きくなると血液がいきわたらずに、組織が壊死して、不正出血することがあります。

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Q:どんな治療をしますか。
A:内診の時に切り取ります。とても簡単な処置で、痛みもほとんどなくすぐに済みます。入院の必要はありません。処置後少量の出血がありますが、数日以内にとまります。ごく稀に悪性のケースもありますから、切除したポリープは念のために組織検査をします。

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Q:普段、気をつけることはありますか。
A:再発しやすいので早めに見つけてとり除きます。
自覚症状がないので、年に一度の子宮ガン検診を受けてチェックしましょう。

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Q:子宮膣部ビランとは?
A:ビランは膣部がただれているような状態をいいます。生理的なもので、成熟女性の子宮の入り口部分にはたいていビランがみられます。閉経とともに消失します。

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Q:治療した方がいいのでしょうか。
A:タンポンやセックスなどの接触により炎症を起こすと出血したり、おりものが増えたりしますが、ほとんどは治療の必要はありません。
しかし、ビランのできる場所は子宮頸ガンが発生しやすい場所でもあります。20才以上の方は、不正出血の有無にかかわらず、年に一度は子宮ガン検診を受けましょう。

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