8.低容量ピル その2

Q:ピルを処方してもらうにはどんな検査が必要ですか。
A:まず問診で生理が順調かどうか、妊娠や中絶の経験の有無、過去の病気や家族歴などをお聞きします。乳房の検診、子宮がんの検診は原則として受診していただきます。また、既往歴や肥満度・喫煙の有無によって血液検査をおこなう場合もあります。

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Q:受診は何ケ月ごとにするのですか。
A:処方して1ヶ月めに不正出血の有無やピルの種類があっているかなどのチェックをします。そして3ヶ月後に血液検査などをおこないます。特に異常がなければ、その後は6ヶ月ごとに受診してください。

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Q:費用はどれくらいかかりますか。
A:ピルは病気の治療薬ではないので、避妊目的で使う場合、医療保険が使えません。薬剤費は自費診療ですので病院により差がありますが当クリニックでは1ヶ月分が2,000円です。他に診察料金と検査費用などがかかります。

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Q:ピルを飲んでいるときに他のくすりを飲んでもだいじょうぶですか。
A:精神安定剤やぜんそく治療のくすりなど、くすりのなかにはピルの避妊効果を弱めたり、そのくすりの作用を強めたりするものがあります。他のくすりとの併用についてはピルを服用していることを必ず主治医に伝え、指示にしたがってください。

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Q:ピルはどんなメリットやデメリットがあるのでしょうか。
A:最大のメリットは女性の意志で確実にできる避妊法の選択肢が増えたということ。その避妊効果がほぼ100%であること。その結果として望まない妊娠や 中絶への精神的、肉体的な負担から解放されることです。ピルを中止すれば妊娠できます。また、月経困難症や貧血の改善、子宮体ガンの予防などの副効用があ ります。

デメリットは、人によって消化器症状や肝機能障害などの副作用が出る場合があること。体質や持病、年齢によっては使えない人がいること。性感染症の予防はできないこと。毎日飲むわずらわしさがあり、飲み忘れると避妊効果がないこと、健康保険がきかないことなどです。

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