子宮がん

子宮がんは進行が遅いため、がん検診の原則、早期発見/早期治療が非常に有効ながんといえます。子宮がんには、子宮の入り口近くに発生する「子宮頸がん」と子宮の奥に発生する「子宮体がん」があり、約60%は子宮頸がんです。子宮体がんは頸がんに比べて高齢者に多く発生します。

子宮がんは、子宮がん検診受診者1000人に約3人の割合で発見されますが、最近の傾向として、食生活の欧米化とホルモン環境の変化にともない、子宮頸がんの若年齢化と子宮体がんの増加がみられます。

子宮がんの進行期分類は0期からI〜IV期に分けられ、治療法や生命予後は進行期によって変わります。

自覚症状

  • 初期には無症状
  • 不正出血・接触出血
  • 進行すると腹痛・多量出血・尿閉など

検査方法

  1. 細胞診:子宮頸部や体部から細胞をとりスライドに塗って調べます。
  2. コルポスコープ:子宮頸部病変を拡大して観察します。
  3. 組織診:組織を切り取り、標本を作って調べます。

 

治療法について

子宮頸がんの治療法

1.0期(初期がん/上皮内がん)〜Ⅰ期の微小浸潤がん
手術療法:子宮頸部円錐切除術、レーザー治療

2.Ⅰ期〜Ⅱ期
原則的に第一選択は手術療法です。
全身状態によっては放射線治療を第一選択とするケースもあります。
また手術療法の後治療として放射線治療や化学療法が行われます。
手術療法:単純/広汎子宮全摘術+リンパ節郭清術

3.Ⅲ〜Ⅳ期
放射線治療、化学療法

 

子宮体がんの治療法

1.0期
手術療法:単純子宮全摘術

2.Ⅰ期~Ⅱ期
手術療法:準広汎/広汎子宮全摘術+リンパ節郭清術、化学療法、ホルモン療法

3.Ⅲ期〜Ⅳ期
化学療法、ホルモン療法

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